• #出世 #メリット #デメリット

  • 出世するメリットとデメリット!出世欲のない若者が多いと言うけれど?

    「最近の若者は出世欲がない」などとよく言われますが、本当に初めから出世をあきらめてしまってもよいのでしょうか?
    もちろん、世の中には出世を望まない人がいてもおかしくはありません。

    しかし、その割合が急激に増えているとしたら気になります。
    たしかに、出世することにもデメリットはありますが、出世はしたいと思ったらすぐにできるものではありません。

    ここでは出世欲のない若者の心理や出世のメリット・デメリットについて解説します。

  • 【質問】
    現在の職場でどのポストまで出世したいと思いますか?

    【回答数】
    上級管理職:28
    中間管理職:18
    出世したくない:54

    調査地域:全国
    調査対象:【年齢】20 - 29 【職業】パート・アルバイト 個人事業主 公務員 正社員 派遣社員 経営者
    調査期間:2017年05月23日~2017年05月30日
    有効回答数:100サンプル

  • ★たしかに出世欲のない若者は多かった

    今回のアンケートでは、出世したくないと答えた人が過半数を占めました。
    本当に出世欲のない若者が増えているようです。

    ・リーダーシップや決断力があまりない方なので、今のままの状態が自分に合っている。(20代/正社員/女性)
    ・子どもがいるので、あくまでも家庭を優先させたいから。また、給与はあがるものの、そのぶん精神的な負荷もあがるので、生活に困っていない現状では出世にメリットが見出せないから。(20代/正社員/女性)
    ・とにかく働いて、自分の生活が成り立つくらいの収入が確保されていればいいのではないかと思うから。(20代/パート・アルバイト/女性)

    出世を望まない人のコメントからは、「自分が管理職タイプではない」と考えている人と、「責任が重くなるのが嫌だ」「平社員のままのほうが気楽」と考えている人がいることがうかがえます。
    全体的に、給与は安くても責任の軽いポストで、マイペースで仕事をしたいという姿勢が見て取れます。

    一方、上級管理職を目指したいと答えている人のコメントは次の通りです。

    ・現在26歳。24歳で中間管理職になっている。早く出世したことで不自由はあったが、それよりも学ぶことや自分の中での改善点を日々見つけることができたのでとてもためになった。人材開発のおもしろさをそこで知り、人を育てていくことを続けたいとは思うが、そのために会社の仕組みを改善していきたいと考えている。(20代/正社員/女性)
    ・仕事にもっとやりがいを感じたく、そのために自分の意見をしっかりと出して責任を持ちたいから。そのためには上の管理職になる必要があると思うから。(20代/パート・アルバイト/女性)
    ・今はまだ上の方が男性ばかりでもっとこうしたら良いのにと思うことがあるので経験を積んで上を目指して新入社員のバックアップなど体制を整えたいから。(20代/パート・アルバイト/女性)

    上級管理職への出世を望む人のコメントには、ポジティブな回答が目立ちます。
    中間管理職ではなく上級管理職を目指すのは、会社の仕組み自体を変え、より働きやすくしたいと考えているからだということがうかがえる内容でした。

    アンケートの結果、どうやら出世欲のある人とない人とでは仕事に対する考え方や取り組み方が異なっているようです。
    では、出世を望まない人はどのような気持ちで仕事をしているのかを今一度よく考えてみましょう。

  • ☆出世を望まない人はどんな気持ち?

    アンケートでは出世を望まない人が多数派でした。
    コメント全体を見ると、次のような心理が働いているように感じられました。

    ・精神的なストレスはできるだけ避けたい。
    ・生活していけるなら高収入は特に望まない。
    ・重い責任は負いたくない。
    ・自分にはリーダーの資質がないように感じる。
    ・仕事よりもプライベートを重視したい。
    ・他人と関わるのが面倒くさい。
    ・全体をまとめるよりも現場で働いているほうが楽しい。

    出世したくない気持ちの中には、良好な人間関係を崩してまで自分だけ頭ひとつ前に出たくないという気持ちもあるようです。
    特に、闘争心を持たないように育てられた年代は、その傾向が強いのかもしれません。

    また、個人の権利やプライベートが重視される中で育ってきた若者は、自分にとって理想のワークライフバランスで働ける環境を求める傾向があるようです。

  • ☆出世するメリット

    出世することは本当に大変なことばかりなのでしょうか?出世のメリットについて考えてみましょう。
    出世とは何らかの役職を任されることですから、社内、社外を問わずステータスが上がります。

    肩書が付くことによって、特に対外的な信用度が上がるため、住宅ローンを組んだり、クレジットカードを作ったりするときに有利です。
    また、役職を任される際には、よほど残業などの手当てが多くない限りは給料が増えるのが普通です。

    仕事面では、部下を管理する仕事も加わるため、業務の幅が広がり、更なるスキルアップも期待できます。
    そして、出世するメリットとして大きいのが、組織を動かせるようになることです。

    企業の規模や出世の度合いにもよりますが、ある程度上位の役職に就けば、何人かの部下を持ち、指示する立場になります。
    結果として、自分の考えが仕事に反映されやすくなるため、その分だけやりがいも感じられるようになります。

  • ☆出世するデメリット

    出世することにはメリットがある反面デメリットもあります。
    たとえば、上司の指示で動いていた人の場合、自分が指示する側になれば責任を重く感じるのは当然です。

    平社員で仕事を行っているときでも、責任のある仕事をしていれば、プレッシャーや精神的なストレスを感じる機会は少なくないでしょう。
    その責任が自分1人分ではなく、部下の人数分もプラスされるのですから、急激に重くなったと感じることになるのかもしれません。

    また、企業にもよりますが、責任者の立場上、部下が残業をしていたら一緒に残らなければならないケースも少なくありません。
    早く帰れないことも多く、勤務時間が長くなりがちです。

    しかも、責任ある立場に置かれても、給料があまり上がらない企業もあります。
    出世前と同じ成果を上げても評価されないため、責任だけ重くなって給料が増えないと感じる場合もあります。

  • ☆出世の課題はワークライフバランス

    出世で受けるデメリットを踏まえると、どうやら出世することによって理想のワークライフバランスが崩れる点を気にする若者が増えているという点が見えてきました。
    ワークライフバランスは、出世した直後に一時的に変化するだけではありません。

    出世によって環境が変わると、どうしても仕事にかける割合が増えてしまいます。
    そうなると、プライベート重視のワークライフバランス理想としている人にとっては、バランスを取るのが難しくなるわけです。

    かつての日本にはワークライフバランスという考え方自体がなかったため、世界的に見てもワークライフバランスを取りづらい職場環境が残っていることは確かです。
    しかし、政府や自治体、企業などでもワークライフバランスについての議論が盛んになり、さまざまな取組が行われるようになりました。

    ですから、今後改善する可能性は十分にあります。

  • ☆まとめ

    出世欲は必ずしも持たなければならないというものではありませんし、個人差もあります。
    しかし、希望して就職した会社でされば、働くうちに出世したい気持ちも出てくるはずです。

    最初から出世は望まないなどと決めてしまわず、出世欲が出てきたときにも対応できるように準備しておくことが大事です。
    就職する前に将来の出世についてしっかり考え、どのようなスキルを磨いておくことが必要か理解していれば、実際に仕事を始めたときにも目標があるためやりがいにも繋がるでしょう。