• #業界研究

  • 就活で重要となる業界研究とは?

    就活を順調に進め内定を勝ち取るためには事前の準備が欠かせません。

    なかでも企業の仕事内容についての理解は必須といえます。
    業界は各企業を仕事の内容別にグループ化したものです。

    業界という大きな枠組みを知ることで、業界内の各企業のポジションや共通課題が見えてきます。
    自分の適性と業界に求められる人物像を比べることで、自分に合った業界・企業を発見することもできるでしょう。

    ここでは就活をするなら知っておきたい、業界研究について解説します。

  • ☆業界研究の目的とは

    業界研究とは「業界の研究をすること」を指します。
    業界の特徴や市場規模、今後の動向などを調べ、業界全体の構造を把握していきます。

    業界という1つの大きな枠組みからそれぞれの企業を眺めるのが業界研究なのです。
    それでは業界研究をする目的とは一体なんなのでしょうか。

    結論から言うと、業界研究の目的は膨大な仕事の中から自分に合った業界・企業を見つけ、将来のキャリア形成に活かすことにあります。
    業界研究では1つの業界を徹底的に掘り下げるだけでなく、関連業界などほかの業界にも目を向けていくことになります。

    世の中にあるさまざまな業界について知るうちに、これまで存在すら知らなかったような業界が志望業界になる可能性もあります。
    また、志望業界を決めることで自分がエントリーするべき企業も自然に決まってきます。

    業界研究は企業選びの選択肢を広げつつ、最終的な志望企業を決めるのに役立ちます。
    さらに、各業界の将来性をも考慮することで、入社後のキャリアプランについても具体的なイメージが持てるようになるでしょう。

    また、自分の興味範囲や適性を考えながら研究を進めることで、自分がその業界を志望する動機もはっきりしてきます。
    就活を成功させるために必要な、明確な志望動機が手に入るのです。

  • ☆業界研究をするメリットは?

    業界研究をするメリットは主に4つあります。
    1つ目のメリットは研究の成果がそのまま就活を進めていくうえでの道標になることです。

    自分と各業界の相性を見極めることで企業選びなどの方向性が定まります。
    2つ目のメリットは面接を有利に進められることです。

    業界に関する知識があるのとないのとでは話の深みが違います。
    さらに志望動機も自分の言葉で語れるため、面接官にも好印象を与えられるはずです。

    3つ目のメリットは自分に合った企業を探すのに役立つことです。
    業界研究ではさまざまな業界を知ることで自分の視野を広げていきます。

    思い込みを捨て幅広い業界に目を向けることで、本当に自分に合った仕事を見つけられる確率が高くなります。
    4つ目のメリットは業界の将来性が分かることです。

    たとえ好きな仕事につけたとしても、業界全体が衰退傾向にあると仕事を続けるのが難しくなります。
    業界研究で業界の将来性を知ることで、自分の人生設計を考えた就活ができるようになります。

  • ☆業界研究を始めるタイミングは?いつから?

    それでは業界研究はいつから始めるべきなのでしょうか。
    「いつから?」と聞かれたら、早ければ早いほうがいいというのが業界研究です。

    業界研究では業界の特徴や仕事内容だけでなく、今後の動向や将来性についても見ていきます。
    社会・経済情勢は常に変化し続けています。

    業界の最新動向を知るためには、ニュースや新聞などで継続的に情報収集を続ける必要があります。
    また長期的な動向を知るためにも、できるだけ長い期間情報収集を続けるのが望ましいです。

    業界研究を始めるのが早ければ、その分だけ業界への理解も深まります。
    さらに研究成果を踏まえ、自分の考えをまとめるためにもある程度のまとまった時間は確保しておきたいところです。

    自己分析で自分の適性や興味範囲などが分かったら、すぐに業界研究に取りかかりましょう。
    遅くとも就職活動が本格化する情報解禁前までに終わらせておきたいところです。

    早い段階で業界研究が終われば今後の方針も定まり、そのほかの就活準備に時間をかけられるようになります。

  • ☆業界研究のやり方で効率のよい方法とは

    業界研究の具体的な作業のやり方で基本となるのが情報収集です。
    業界研究では業界の特徴や市場規模、業界内の主要企業、将来性などについて調べ、1つの業界に対する知識を深く掘り下げていきます。

    情報収集のやり方としては、業界地図のような書籍や企業の公式Webサイトなどを読む、新聞・ニュースに触れるといった方法があります。
    なかでも、常に意識してほしいのが新聞やニュースをチェックすることです。

    業界の最新動向を理解するためには、社会・経済情勢の知識が欠かせません。
    さらに、新聞の記事やニュース番組内でその業界にまつわる話題が取り上げられている可能性もあります。

    時事問題対策にもなりますので、新聞やニュースについては見出しだけでも毎日目を通すようにしてください。
    こうして集めた情報から、業界と自分の相性や業界の将来性などについて判断していきます。

    視野を広げるために自分の興味のある業界以外について調べることも大切です。

  • ☆業界研究で必要となる就活ノートの作り方

    業界研究では大量の情報を扱うことになります。
    その内容をすべて頭の中で整理しようとするのは大変です。

    研究成果を最大限に活用するためにも、調べた内容は、ぜひ業界研究ノートにまとめることをおすすめします。
    紙に調べた内容を書き出すことで情報をうまく整理できますし、自分の考えもまとめやすくなります。

    さらに数ヶ月前に調べた内容を思い出すのも簡単です。
    業界研究ノートにおいて、文字やレイアウトのきれいさはあまり重要度が高くありません。

    あとで見直しやすいように、業界ごとのテンプレートは統一しておく必要はありますが、書き込みなどで多少汚くなってしまっても大丈夫です。
    就活中に何か気づいたことがあったらノートの余白部分などに積極的に書き加えていきましょう。

    なお業界研究ノートを作るときは、できれば企業研究ノートなどと合わせて1冊の「就活ノート」という形でまとめておくとベターです。
    就活関連の情報を「就活ノート」に一本化することで、情報の管理が楽になります。

  • ☆業界研究と企業研究の違いとは

    業界研究が業界の研究をするものなら、個別の企業について詳しく研究するのが企業研究です。
    どちらも仕事の特徴や内容に関する研究になりますが、研究対象が違うだけに研究を通して見えてくるものにも違いがあります。

    業界研究と企業研究の違いをしっかりと意識しつつ、それぞれの作業を進めていきましょう。
    業界研究では、各業界の大まかな特徴や動向などについて調べていきます。

    まだ志望業界や志望企業が決まっていない人は業界研究から手をつけるとよいでしょう。
    自分に合った業界が見つかったら、今度はその業界内の企業について企業研究を行い、志望企業を絞り込みます。

    企業研究では各企業の事業内容や社風などについて調べていきます。
    やりたいことがはっきりと決まっている人、気になる企業がある人は企業研究から始めたほうが効率的です。

    企業研究で志望企業をある程度絞り込んだら、業界研究によって企業への理解をさらに深めていきます。

  • ☆業界研究は必要だと思いますか?

    業界研究は就活で大切といわれますが、実際の就活においてどれくらい重要性があるものなのでしょうか。
    業界研究の必要性について、社会人として活躍する先輩100人に訊きました。

  • 【質問】
    業界研究や企業研究は就活をする上で必ずやっておいた方がよいと思いますか?

    【回答数】
    やったほうがいい:86
    やらなくてもよい:14

    調査地域:全国
    調査対象:【年齢】20 - 39 【職業】パート・アルバイト 個人事業主 公務員 正社員 派遣社員 経営者
    調査期間:2017年05月23日~2017年05月30日
    有効回答数:100サンプル

  • ★やれるならやっておくべき業界研究

    調査の結果「業界研究をやったほうがいい」と考えている人が回答者全体の8割以上を占めることがわかりました。

    ・自分が思っているのと全然違う可能性もあるし、逆に興味のある分野が見つかるかもしれないので(細分化したところで)(28歳/女性/パート・アルバイト)
    ・就活で希望の職種がある場合に、面接でその理由付けをするためにも必要だから(27歳/女性/派遣社員)
    ・その仕事をするにあたっての知識を少しでも入る前に着けておくほうが仕事初めてからスムーズに働くことが可能だと思うためです。(23歳/女性/パート・アルバイト)


    自分の進路を決めるためにも業界の情報は必要、面接などで問われる知識が身につくなど、働く大人だからこそ気付けるメリットがあるようです。
    一方「やらなくてもよい」と答えた人からはこんな声も。

    ・学生が手に入れられる情報(誰でも手に入れられる情報は)は、株式売買などでは役立つかもしれませんが、実際に企業に採用されて、一社員としてそのなかで働く上ではあまり役に立たないことが多いからです。(31歳/女性/正社員)
    ・外から見るのと中に入ってから見るのではまったく違うし、体感するのが一番だから。(36歳/女性/個人事業主・フリーランス)

    実際に働いてみないと業界のことはわからないと感じる人もいるようですね。


    「しなくてもよい」という意見にも一理ありますが、業界研究に数々のメリットがあることも事実です。
    就職後にも役立つ可能性がありますし、業界研究によって就活をスムーズに進められた先輩もたくさんいます。

    業界研究の必要性に関しては「やれるなら絶対にやっておいたほうがよい」という結論になりそうです。

  • ☆まとめ

    就活を迷いなく進めるためにも業界研究は必須です。
    将来自分が働くかもしれない業界の基礎知識を身につけられるだけでなく、志望企業の絞り込みや将来のキャリアプランを考えるのにも役立ちます。

    自分と各業界の相性を知り、具体的な志望動機につなげられるのもメリットです。
    業界研究においては、情報収集にかける期間や集めた情報量が重要になるため、スタートが早いほど有利になります。

    早めの業界研究でライバルに差をつけましょう。