• #業界研究 #企業研究

  • 業界研究と企業研究の違いって?正確に知ることが就職への近道

    就活に勝つためには事前の情報収集が欠かせません。
    業界研究や企業研究もこうした大切な情報収集活動のひとつです。

    業界研究・企業研究には世の中にある仕事の中身について学ぶことを通し、自分の働きたい企業を見つけるという重要な目的があります。

    ところで業界研究と企業研究、最終目的は似たようなものですがアプローチの仕方はまったく違います。
    両者の違いを理解して、それぞれの研究をより有意義なものにしていきましょう。

  • ☆両方必要?業界研究と企業研究の違いを知ろう

    就活では業界や企業、職種について学ぶことで仕事に対する理解を深めていきます。
    業界は世の中の仕事を事業内容や取り扱っている商品、商材でグループ分けしたものです。

    食品業界、自動車業界といった形で使われます。
    各業界の大まかな特徴や動向について調べるのが業界研究です。

    業界が仕事のグループなら、そのなかにあるのが各企業です。
    企業研究では企業の事業内容や社風、規模といった企業の特徴について調べていくことになります。

    職種は企業の中にある仕事の中身です。
    経理や営業といった会社内における具体的な仕事内容を指します。

    業界、企業、職種の違いを意識しつつ、それぞれについてきちんと理解を深めることで「自分が就職後どんな風に働きたいか」という理想の将来像が明確になります。

    このことは企業にエントリーする際に具体的な志望動機を考えるうえで大切になってきます。
    業界研究・企業研究に関しては、自分の適性や興味範囲と各業界・各企業との相性を見極めるという意味でも重要です。

    各企業の求める人材像を知ることで、自分に合った志望企業を見つけることができます。
    また、仕事について正確な知識を持つことは企業と就活生のミスマッチを減らすためにも役立ちます。

    万が一入社後に仕事内容や会社に不満を持ったとしても、すぐに転職活動をするのは大変です。
    業界研究・企業研究をすることで、離職の原因となる入社後のギャップを減らすことができます。

  • ☆業界研究と企業研究ってどっちが先のほうが良い?

    業界研究と企業研究は就活においては両方とも重要な作業です。
    ところでこの2つの作業、どちらを先に行うべきなのでしょうか。

    社会人100人に自分自身の経験談を語ってもらいました。

    【質問】
    就活での業界研究と企業研究、どちらを先にしましたか?

    【回答数】
    業界研究:54
    企業研究:46

    調査地域:全国
    調査対象:【年齢】20 - 39 【職業】パート・アルバイト 個人事業主 公務員 正社員 派遣社員 経営者
    調査期間:2017年05月23日~2017年05月30日
    有効回答数:100サンプル

  • ★意見がほぼ真っ二つに割れる結果に

    アンケートを取ったところ、業界研究が先という人、企業研究が先という人がほぼ半々という結果になりました。
    まずは「業界研究を先にした」という人の声を紹介します。

    ・業界研究をしてから企業研究をしないと、実際自分がやりたい仕事がどの位置にあるかや、キャリアアップの方法やスピードがわかりづらかったから。(25歳/女性/正社員)
    ・まず業界全体の流れを知ってから、その業界のいくつかの企業を比較した方が、その企業の特徴がピンポイントで見えてくるから。(28歳/女性/正社員)

    企業について調べる前に業界全体の状況を知るべき、と判断した人が多かったようです。それでは「企業研究を先にした」という人についてはどうでしょうか。

    ・やりたいことが結構ざっくりと決まっていたので(25歳/女性/正社員)
    ・私は、専門学校だったので業界よりも面接では企業のことを主に聞かれるのが分かっていたから。(30歳/女性/個人事業主・フリーランス)

    ある程度やりたいことが決まっている、興味のある企業がある人の場合は、企業研究から始めることもあるようですね。

    研究を始める順番については個人の考え方や状況次第といえそうです。
    業界研究から始めるのも企業研究から始めるのも、どちらの方法にもメリットがあります。以下でそれぞれのメリットを詳しく見ていくことにしましょう。

  • ☆研究の順番は?企業研究→業界研究のメリット

    企業研究・業界研究を行なう順番に特に決まりはありませんが、特定の企業に興味がある人は企業研究から手をつけることをおすすめします。

    やりたいことが決まっており、気になる企業がある人はその気持ちを大切にしましょう。
    気になる企業があるということは、それだけその企業に対して強い志望動機があるということです。

    自然と自分の興味範囲と各企業の特徴も結びつきやすくなります。
    自分の興味・やりたいことを意識しながら企業研究を行なうことで、自分の言葉で説得力のある志望動機を語れるようになります。

    これが企業研究から始めるメリットです。
    気になる企業をいくつかピックアップしてみましょう。

    企業研究がある程度進んできたら、今度は企業研究と並行して業界研究も行っていきます。

    業界研究ではその企業が業界のどの位置にいるのか、企業を取り巻く環境がどうなっているのかについて把握できます。

    1つの企業にばかり目が向いていると視野が狭くなってしまいがちです。
    志望企業のライバルである業界内の同業他社、業界全体の動向もチェックしましょう。

    企業研究で強力な志望動機を作り上げつつ、業界研究でその企業が置かれている業界全体の状況を理解します。
    そうすることで面接時に深い話ができるようになります。

  • ☆研究の順番は?業界研究→企業研究のメリット

    志望業界や志望企業などがまだ決まっていない人は業界研究から始めるのがよいでしょう。
    業界研究を通して世の中にどんな仕事があるのかを知り、それから自分の適性・興味範囲に合った業界を探します。
    このときに、該当の業界に対する関連業界も調べておくと志望業界の候補も広がります。

    興味のある業界がある程度見えてきたら志望業界を3つに絞ります。

    これは業界についてさらに深く研究を進めつつ、各業界内の企業に対して集中的に就活を行なうためです。

    志望業界が決まれば調べるべき企業も決まってきますよね。

    その状態から企業研究をスタートさせると、その後の作業がスムーズに行きやすくなります。企業研究で志望業界内の各企業について調べながら、自分と相性のよさそうな企業を探します。事業内容、社風、募集している職種などの要素からエントリーする企業を絞り込んでいきましょう。
    最初のうちは志望業界や志望企業で悩んでいた人でも、この段階までくれば進むべき進路がはっきりと見えてくるでしょう。自己分析の結果や自分の興味に企業研究・業界研究の成果をかけ合わせることで、魅力的な志望動機を作れるようにもなってくるはずです。

  • ☆まとめ

    業界研究と企業研究、ともに仕事内容の研究ではありますが、調べる対象がまったく違います。
    業界という広い枠組みのなかで仕事を捉えるのが業界研究なら、特定の企業について調べるのが企業研究です。

    志望業界・企業が定まっていない人は業界研究から、すでに興味のある分野が決まっている人は企業研究から作業をスタートさせるとよいでしょう。

    最終的には両方やることになりますので、自分にとってやりやすいと思えるほうから始めてみましょう。